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病院実習参加要項

東京・千葉・埼玉にまたがる個性的なフィールド

東葛病院 toukatsu hospital
厚生労働省指定 臨床研修病院

「地域の保健・医療・福祉の中心的役割を果たす病院としての役割を追求」

写真東葛病院のある流山市は新撰組近藤と土方の別離の地として知られるようになりましたが、首都圏のベッドタウンとして都心に勤める人と古くからの農家が混在している地域です。東葛病院は、市内の救急車搬入の 60 %を受け入れ 、救急医療の研修に適しています。また、地域のヘルスケアという視点でも研修ができる特徴を持っています。地域で果たす病院や医師の役割を見学し総合的な研修の場としてぜひお越しください。

・病床数:331床
・診療科目:内科、小児科、外科、整形外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、理学診療科、放射線科、麻酔科、病理科、精神神経科

代々木病院 yoyogi hospital
厚生労働省指定 臨床研修病院

「都心での地域医療〜ヒューマニズムにもとづく医療・介護の実践を〜」

写真 戦後間もない昭和21年に代々木診療所として誕生して以来、半世紀の歴史をもつ代々木病院は一貫して労働者や社会的弱者の病院として診療を続けて来ました。現在は、都心の中で、若年者から高齢者までの慢性疾患管理を中心とした外来・入院医療、二次救急医療、在宅医療、健診活動、透析等、都会に住む地域の人々にとって身近な、そして信頼される医療機関として活動しています。

・病床数:150床
・診療科目:内科・循環器科・消化器科・呼吸器科・外科・精神科・皮膚科・眼科・麻酔科・リハビリテ−ション科・耳鼻咽喉科・神経科・婦人科・泌尿器科・人工透析・整形外科

みさと協立病院 misatokyoritsu hospital

「地域に根ざした精神科医療・高齢者医療をめざして」

写真みさと協立病院は精神科病棟と内科・療養病棟をもつ病院です。いまだ、日本の精神科医療や福祉が低診療報酬などで貧困な状態におかれている中、当院では旺盛な外来医療と開放病棟で患者さんの地域生活支援に力をいれています。精神科患者さんの人権を尊重し、病棟内では患者会が病棟運営にも関わるというユニークな試みもなされています。医師研修も初期臨床研修中のローテートはもちろん、全国から精神科医の専門研修を受け入れています。

中野共立病院 nakanokyoritsu hospital

日本の都市問題が交錯するフィールドで地域医療を担って50年

写真中野共立病院のある地域は、商店と住宅地域の間に位置し、都心部ならではの社会背景を持った多くの患者さんたちが病院・診療所を利用しています。一般病棟と療養病棟の合計110床の差額ベット料を頂かない施設と透析医療を行いながら、訪問診療・訪問看護など在宅分野、また、24時間救急対応も行い、地域に根ざした安全・安心の医療活動を行なっています。




オーダーメイドの実習〜実習の内容から日数まで希望できます〜

実習のみどころ!

 医者にとってまず大事なことは患者との信頼関係。「医学部出の医者です」だけじゃ世間は通じない。どこが、どう悪いのかということから始まって、どんな生活をして、何を大事にして生きているのか。これからどうしたいのか。心が通じ合うと患者のほうも、「なんか頼りないがこいつと一緒にがんばってみようか」って気になるし、医者だって患者を知り、また信頼されることで、「なんとしてもこの人を助けたい」と思うようになって本気になって治療に励むし勉強もするってわけ。
写真 もちろん心意気だけでは病気は治らない。医者としての技術と知識が必要だ。医学部出たばかりの研修医は、なあんにも知りゃしないしできもしない。だから研修医には指導医がぴったりついて指導する。カルテの書き方から患者との話の仕方、診察のしかたや薬・注射の処方など。それに病棟医局でのカンファレンス勉強会教育回診などもある、これらは研修医の教育というだけでなく患者の安全のためにもね。
 忘れてならないのは、病棟スタッフとの検討会。これはびっくりするよ。看護師、薬局、リハビリなどひとりの患者にはたくさんの専門スタッフがかかわっているわけで、医者が気づかないたくさんの情報がある。これを出し合って対等に議論するようすはチーム医療の力を実感できる。
 とにかく病棟実習ではまず研修医をチェックだ。ちゃんと指導されているか?ちゃんと力をつけて医者らしくなったかどうか?なにより活き活きとやりがいを感じて楽しそうにしているかどうか?なんといってもそこにいる研修医は、明日のみんなの姿なのだから。
写真 退院したあとも医療は続く。障害を残して退院することもある。そのときは往診の出番だ。家までいってバリアフリーや手すりの改修、ベッドの手配を指示したり。自転車で原宿あたりの裏道を回る往診にいってみな。それは華やかな都会の陰の部分でもあるし、病院ではよそ行きだった患者の生活や素顔が見えてもくる。手術や救急は病院で、落ち着いたら自宅に戻って往診で、それを一貫してできるネットワークはまさに地域医療だ。大学病院がやりたくってもできない医療だ、ぜひ見てほしいね。

大野 義一朗 (東葛病院副院長)
北海道大学1982年卒
1997.11-1999.3南極越冬隊参加。

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<実習プログラムの一例>(高学年)

  午前 午後 夜間
1日   オリエンテーション
院内見学
訪問診療  
2日 MGH 病棟教育回診
(研修医の教育回診)
手術見学 当直
3日 プライマリケア学習会 外来見学 病棟
(研修医同行)
まとめ
写真 当院での研修をより実感して頂くために、高学年については患者さんを1名担当していただきます。一足早く医師になったときの自分を体験して下さい。また、それこそが当院での研修を最も理解できる方法だと思います。
 ※担当となる患者さんの手前、実習は最低3日以上必要となります。それ以下の日数の場合、患者担当はせず研修医の見学等になります。
(東葛病院・指導医:吉田医師)

大学とは違った研修スタイルを感じた  医学部6年 Nさん

 「とてもアットホームな雰囲気で指導医の先生の対応が丁寧で、病院全体で研修医を育てようという姿勢が伝わってきました。地域医療にプライドを持っている姿が印象的でした。検査内容や臨床症状を通して病態についても学べとても勉強になりました。」

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ACLS
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小外科実習
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採血実習
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病棟実習
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教育回診
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症例検討会



医療の魅力は現場にある〜地域医療を考え体験するプログラム〜

<実習プログラムの一例>(低学年)

  午前 午後 夜間
1日目 オリエンテーション
院内見学
訪問診療 当直
(※応相談)
2日目 病理実習
放射線実習
訪問看護 実習まとめ
写真 私は低学年から病院実習に参加してきました。最初は病気をまだ学んでないから大丈夫かなと不安でしたが、そんな心配はどこへやら。病気がその人の人生にどんな影響を与えるか?また、その患者さんに真剣に接する医師や多職種の姿をみる中で教科書だけでは学べない「生の医療現場」を体験することができ、将来の医師像を考えるきっかけになりました。学生生活に物足りなさを感じていた時期でもあったのでモチベーションが高まったのを覚えています。
(東京女子医大06年卒 中野共立病院医師:西村 りえ)

患者さんを生活環境にも配慮して 医学部1年 Tさん

 実習を通じてたくさん得るものがありました。特に印象に残っているのは、今まで自分の中で「医療=病院」というイメージがあったのですが、訪問看護や訪問診療、デイケアの送迎などを通して、病院の外でも様々な医療が行われていることを実感したことです。また患者さん一人一人が、それぞれの個性をもっていらして背景にある生活環境を配慮した上で、医療を行っていかなければならないということに気付かせてもらいました。

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訪問診療
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手術
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病理
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救急外来
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リハビリ
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地域健康相談会
(心臓病の話)

<実習プログラム一例>(精神科)

  午前 午後 夜間
1日目 オリエンテーション
院内見学
病棟実習 精神科ケースカンファ
2日目 集団精神療法 精神科デイケア 実習まとめ
写真 私たちが考える医療とは、単に症状を取り去ることでなく、たとえ病気や障害があってもその人らしく地域で生きていくことを支援する取り組みです。医療者と患者、という関係だけでなく、人間同士の出会いから、共に地域で生きていこうと志す試みが始まります。きれい事では済まない、問題山積みの、でも魅力もいっぱいある地域精神科医療の現場での実習を是非体験し、感じてみてください。
(新松戸メンタルクリニック所長:田井 健)

患者会という自治組織におどろいた 医学部5年 Tさん

 みさと協立病院精神科の実習に参加し、患者会という自治組織の存在が最も印象に残りました。患者自らの力で病気を治すのを、医療スタッフが助けるという本来あるべき姿を実現したすばらしい試みだと思います。

是非、病院実習にいらしてください

写真 僕が民医連と出会ったのは、大学に入ったばかりの夏休みでした。知り合いの紹介で「病院実習」に行ったのです。大学一年生の時のことですから、医学的知識はまったくありませんでしたが、病棟、外来、往診などを見学させてもらいました。中でも、往診に同行した時のことは今でも忘れられません。70代の女性で、寝たきりの方でしたが、六畳一間しかないのに、大人五人で生活していました。家の中は狭くて、汚くて、桃の腐ったような臭いが充満していました。そんな中に、先生と看護師さんは元気良く「こんにちは、往診です!」と行って入っていき、ただ診療するだけではなく、患者さんと家族に明るさを分けてあげていました。自分の中に「医療って何だろう?」という根元的な問いかけを持ち始めたのは、その時だったように思います。
 医師は医学知識、医療技術を駆使して患者の生命を救います。しかし、知識や技術だけでは人間を救えないことも多い。例えば、癌の治療は今、日進月歩に発展していて、僕たちもそれを取り入れるために一生懸命勉強を続けています。しかし、残念ながら根治せず、末期癌から死に至る患者さんも決して少なくはありません。医学的には治癒不可能とされ、興味関心の対象から外されてしまいます。僕たちは、治る病気には先端の医学的知識を持って治療しますが、治らない病気や慢性疾患については共に生き、そして癒しています。地域医療は、僕たち自身が地域の中で生活し、そこにいる病める人々と共につちかう医療です。
 僕が診ている患者さんに、ヘビ−スモ−カ−のためにCOPD(肺気腫)から重症肺炎になり、急性期治療でなんとか生命だけは助かった透析患者さんがいます。入院前は、医師や看護師の指示にはなかなか従ってもらえず、タバコもやめられず、食事制限もできない方でした。入院してもう一年になりますが、ぼろぼろの肺は肺炎が治ることを許さず、どのような抗生剤を投与しても一時的な効果しか持ちません。脳幹部梗塞による嚥下障害のために食べ物が食べれず、華から胃にチュ−ブを入れて、そこから栄養剤を入れています。長期の闘病で身体はやせてしまっていて、人工呼吸器は外せません。週に三回、血液透析をしています。一年経った今、ようやく日常生活の営みが少しずつ行えるようになってきて、毎日訪れる奥さんと一緒に、「今日はシャワ−を浴びた」、「今日は笑顔が素敵ですね」と、喜んでいます。本人も奥さんも、家に帰りたい、という強い希望があり、人工呼吸器と透析という大変な状況でありながら、なんとか自宅へ帰るために、本人と、ご家族と、看護師やリハビリスタッフ、透析スタッフたちと一緒にたたかっています。
 医療の形も専門分化し、多様化していて、研修に力を入れている病院、内視鏡が有名な病院、癌治療の専門病院、大学病院、診療所をたくさん持っている地域の病院などと、いろいろなフィ−ルドが皆さんを待ち受けていることでしょう。どこで研修を受けるか、というのは、どこで医師として生きていくかということです。一番大切なことは、まだ見ぬ患者さんたちにとって、あなたがどのような医師でありたいか、その一点であろうかと思います。私たちの病院で、一緒に働いてみませんか?まずは一度、私たちの姿と患者さんたちの本当の姿を見にいらしてください。心よりお待ちしています。
(東京大学医学部2001年卒 内科医 土谷 良樹)


1. 持参するもの
白衣。上履き。聴診器。(無い場合はこちらで用意します)
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2. 宿泊・食事
体験病院にて用意します。
3. 体験期間・内容
春・夏・冬休みに関わらず、土・日・祝日を除き随時受け入れしています。
1日コースから1週間コースなど、ご相談に応じます。
期間や内容など、どんなことでもご相談ください。
4. 費用
実習そのものの費用はかかりませんが、ご自宅から体験病院までの交通費は自己負担となります。

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