東葛病院 地域に根ざしてともに歩む
 
東葛の健康

No.251 2005年6月号

若い力が明日の地域医療を担う

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研修中の瞳は真剣そのもの

意欲満々! 5名の研修医が奮闘中

「患者様とじっくり向き合いたい」「粘り強い医師になりたい」

 現在、東葛病院では5名の青年医師が初期研修に取り組んでいます。今春、医師国家試験に合格し東葛病院に入職した3名と、2年目2名です。新卒研修では病棟、リハビリ室、医事課など病院内の様々な職種の業務も体験。若い研修医たちを迎えて、病院中に活気がみなぎります。
 それぞれの課題に向き合いながら奮闘中の研修医に、抱負を聞きました。

写真 髙本 篤 医師 (たかもとあつし)
 05年琉球大学医学部卒。
 研修先に東葛病院を選んだのは「救急医療の症例が豊富で病床規模が300床クラスだった」から。「東葛病院での研修はとてもやりやすいです」。
 医師を志したのは、やはり医師をしている父の影響。将来は外科医をめざします。「いばらない医師になりたいです」。

写真 熊谷勇治 医師 (くまがいゆうじ)
  05年東京医科大学医学部卒。
  「地域医療を実践したい」と実習先に東葛病院を選びました。「一人一人の患者様とじっくり向き合いながら研修したい」。姉も医師です。
 「東葛病院の研修はじっくり取り組めるのでいいです」と。将来は「患者様第一に考えられる医師になりたいです」。

写真 長尾栄広 医師 (ながおたかひろ)
  05年琉球大学医学部卒。
  東葛病院の印象は、「学生時代実習に来たのですが、雰囲気が良かった。皆さんとても親切でした」。研修は「毎日とても忙しいです」。
 医師を志したのは、「やりがいがあり、技術をもった職業に就きたかったからです」。将来は、「粘り強く患者様の治療に取り組める医師になりたい」。

写真 スレスタ・サントス 医師
ネパール出身
 04年東京医科歯科大卒、2年目です。外科医をめざしています。
 昨年は東葛病院で6ヶ月の研修後、代々木病院の内科、埼玉協同病院の産婦人科、みさと協立病院の精神科とまわりました。代々木病院の時、担当した泌尿器疾患の患者様が死亡。「初めてのことでショックが大きかった。ご家族への報告がつらく、指導医にフォローして頂きました」。再び東葛病院で、内科、小児科、外科の順で研修します。3年目の自立にむかってがんばっています。

 他に、小川勝彦(おがわかつひこ)医師(04年秋田大学医学部卒)が内科研修中です。



聴診器

抗がん剤について

 日常、肺がんの患者さんを診ている外科医ですが、手術だけでなく抗がん剤による治療も行っています。20年くらい前の薬は、吐き気といった副作用が強いわりに効果も今一つで、術後に元気になった患者さんに抗がん剤を勧める気持ちにはなれませんでした★しかし、最近の薬は副作用を抑える薬が開発されたこと、一回に大量投与せずに、一週間毎に具合をみながら投与していく方法なので、ほとんど副作用がなく、肺を切除したばかりの患者さんへも安心して勧めることができます★ただ、一般には「抗がん剤=ひどい副作用」との図式が定着しており、これを拭い去るのは容易ではありません。そういった時は、すでに治療を経験した患者さんに会ってお話を聞いてもらうにしています★すでに治療を受けた方のお話を聞くことは、他の何よりも説得力があり安心できます。それができない時は、まず1回だけでも試しに行ってみましょうということで始めますが、大抵は拍子抜けしたみたいで2回目も受けますという方が大部分です★過去はそうであっても今は大分違ってしまったものは他にもたくさんありますが、ステレオタイプの見方に毒されないように常々気をつけたいものです。(川村光夫)



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