東葛病院の医療 CT コンピューター断層撮影
画像診断が飛躍的に向上
新しいマルチスライスCTを導入しました
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| 最先端の機種が入ったCT検査室 |
8月から導入しました最先端のマルチスライスCTについてご紹介します。CT検査は、放射線を使ったコンピューターによる断層撮影のことです。患者様の体を輪切りにしたような画像を映し出し、病変の部位や拡がりを調べる検査です。医療の中では不可欠な精密検査として普及しています。これまでのCTよりも、「速く」、「精密に」、「高度な技術」ができるようになりました。さらに、スタッフの増員配置や放射線科医の着任、放射線前処置室を設けて、安全・安心・正確なCT検査をめざしています。 診療部副部長・日向 眞
検査が早く楽になった
具体的に紹介します。「速く」については、まず、撮影時間について格段に速くなりました。これまで検査開始から修了まで、約2分かかっていましたが、新しいCTでは10秒で撮影できるようになりました。とくに、肺が悪い方は、長い時間息を止めることができませんが、短い息止め時間で、きれいな画像がとれるようになりました。より患者様に負担の少ない検査になっています。
さらにいつでも緊急のCTがとれるようになりました。付属診療所や病院の救急外来でCT検査が必要な方がいれば、素早くとって現像し、すぐに医師の診断ができるようになりました。夜間の救急外来でも積極的にCT検査を行っています。
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| マルチスライスCTで撮った3次元画像の心臓冠動脈 |
精密で立体的な画像
「精密に」は、解像力が向上して、画像そのものが精密になりました。より鮮明で、より解像度の高い画像ができるようになり、診断精度が飛躍的に向上しました。
「高度な技術」は、「CTによる心臓血管撮影」、「CTによる気管支鏡」、「頭部や腹部、大動脈、足の血管などのCTによる血管造影」、小さい骨折などを調べる「骨のCT撮影」などが行えます。
代表的な「CTによる心臓血管撮影」について説明します。これまで、狭心症が疑われたら、心電図やレントゲンを撮って、さらに心臓超音波検査や運動負荷心電図検査、心臓血管造影などの検査を行っていましたが、これからは体に負担をかける運動負荷心電図は省けます。心臓血管造影も、CT検査で異常のある方だけに行うことになります。
このCTによる検査は、腕の静脈から造影剤を注入して約15秒で撮影が終了します。撮影室に入室してから、10分以内に検査が終了します。
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| 内視鏡で覗いたような気管支の鮮明な画像 |
内視鏡のように鮮明に
もう一つ「CTによる気管支鏡」について説明します。気管支鏡というのは、肺がんなどの精密検査で行う、肺の中の気管支を内側から観察する内視鏡検査のことです。この気管支鏡を使わないでも、CTで同じような像が作り出せるというものです。
さらに、胃がんや肝臓がん、膵臓がん、腎がんなどの手術の前に、簡単に腹部の血管造影を行うことで、外科医にとっても手術がしやすくなりました。
検査のご希望の方は、担当医師にお気軽にご相談ください。
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