東葛病院 地域に根ざしてともに歩む
 

東葛の健康

No.291 2008年10月号

健診センターが移動しました

より充実した保健予防活動めざして

 東葛病院の健診センターは、従来、病院一階の中央スペースで保健予防に関わる業務を行ってきました。手狭となってきた施設環境を改善するため、8月11日、病院二階入口横(旧付属診部分)に移動しました。

地域健康管理室課長 小山英利

 当センターは、流山市内及び近隣市の住民及び企業・団体の皆様の健康診断・人間ドックなど、保健予防活動を担当しています。
 一年間の健診数は13000人、人間ドックは1060人を超えています。健診活動の形態は個人・集団、センター施設内での健診・ドックや出張での集団健診、検診車でのマンモグラフィー検診など、多彩に行っています。

さらに努力します

 新しい健診センターでは、施設移動に伴うスペースの拡大と集中化により、健康診断や人間ドックで受診される皆様の受診環境改善に寄与できるものと考えておりますが、さらに改善すべき課題は多いと認識しております。限られた病院施設内でのこととしてご了承下さいますようお願いいたします。 
 今後も、正確で迅速な、より充実した保健予防活動をめざして努力いたします。

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明るく広くなった待合スペース

後列右端が小山英利課長、前列右から3番目が川島克江看護師長
 


シリーズけんさ(34)

24時間血圧計(下)

 

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右手(円内)に持っているのは日記帳

 検査は、写真のような機械を24時間つけて行います。脱ぎ着しやすい腕回りのゆったりした服装でおいでください。
 技師が左腕に血圧を測るためのカフを巻き、それを小型の記録計に繋ぎます。そのまま帰っていただきますが、機械は自動的に30分毎に血圧を測定します。カフが脹らんで血圧を測っている間は腕を軽く伸ばし、リラックスした姿勢でいましょう。
 検査中は就寝・起床時間や薬を飲んだ時間を書いていただく日記帳をお渡ししますので、血圧の変動を正確に把握するために記入をお願いします。
 基本的にカフは24時間外せませんので、当日はお風呂に入れません。翌日また来院していただいて、カフと機械を外します。
臨床検査技師・課長 清原佐和



歯科コーナー 知ってました?

フッ化物配合歯磨剤

簡単に取り組める虫歯予防法

歯科衛生士 砂川美紀

写真 フッ化物配合歯磨剤の使用は、日常の歯磨きだけで簡単に取り組むことのできる虫歯予防です。
 フッ素は歯の表面のエナメル質を硬くし、酸に侵されにくい丈夫な歯質を作る働きがあります。また、虫歯菌や菌が分泌する酵素の働きを抑えるため、虫歯予防にとって大きく効果を発揮します。
 水道水のフッ化物添加が行われていない日本では、フッ化物摂取量が過剰になる心配はなく、安全性も問題ない非常に優れたう蝕(虫歯)予防法で乳幼児から成人、高齢者まで、生涯を通じてできる身近な応用方法です。特に生えたばかりの歯にはもっとも効果があります。また、歯列矯正装置装着者や口腔乾燥症など、虫歯発病リスクの高い人にも効果的です。
 日本では、フッ化物の配合濃度は、1000ppmF以下と定められています。ほとんどの製品で900〜1000ppmFを配合しています。ただし、500ppmF未満の歯磨き剤には虫歯予防効果は認められていませんのでフッ化物配合濃度を確認してから購入してください。ペースト状、泡状、ジェル状のどのタイプでもよいでしょう。

●正しい使用方法
(1)年齢に応じた量の歯磨剤を付ける。
   3歳〜5歳:歯ブラシの毛の上に5mm以下
   15歳以上:歯ブラシの毛の上に2cm程度
(2)歯磨剤を歯面全体に広げる。
(3)2〜3分間泡立ちを保つように磨く。
(4)歯磨剤を吐き出す。
(5)10〜15mlの水を口に含む。
(6)5秒間程度ブクブクうがいをする。
(7)うがいは1回だけとする。
(8)1〜2時間程度は飲食をしない。

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 フッ化物の応用により、虫歯罹患率が減少しています。まずは、フッ化物配合歯磨剤の使用から家族でセルフケアに取り組んでみてはどうでしょうか。



聴診器

自分の顔への気配りを

▼患者さんと接するとき、いつも表情を気にしている。固い顔、うつろな顔、うつむいた顔、ときには嬉しそうな顔。表情にはいつも気を配っていなくてはならないと自分に言い聞かせている。そうでなければ、そのとき患者さんが抱えている、言葉では言い尽くせない欲求を見逃してしまうかもしれない。人生の一大転機に立ち会うこともある病院職員として、そのことは肝に銘じなければならないと思う。それに、顔は私たちの仕事へ最大のご褒美をくれることもある。本音をやっと語ってくれた時のある患者さんの言いようのない表情の「良さ」は、思い出すたびに元気を与えてくれる▼先日、患者さんのご家族から「お忙しいのですね、そんなときにすみません」「疲れているようだけど大丈夫ですか」と、気遣いの言葉を向けられた。そういえば、最近院内を「疲れた顔」をして歩いていなかったか。自分の顔にはまったく気配りができていなかったことに気がついた。
N C



東葛病院・付属診療所の医療活動




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