毎週木曜 午後1:00から 予約が必要です。
東葛病院予約センター 0471-58-9227までご連絡下さい
東葛病院呼吸器科 医師 川村光夫
東葛病院では「睡眠時無呼吸症候群」の診断器械(ポリソムノグラフィー)を導入し、睡眠時無呼吸についての専門外来(毎週木曜日午後1:00から)を2004年7月より開始しています。
この睡眠時無呼吸症候群とは、一昨年の山陽新幹線の居眠り運転で運転士がこの病気と診断され社会的に注目されたことから聞いたことがある方もいると思います。この病気は、睡眠中に呼吸が一時的に(10秒間以上)弱くなったり、止まってしまい、それが一晩の睡眠に頻回に起きるようになる状態を指しています。 今まで当院では、指先につける「パルスオキシメーター」という器械で睡眠中の血液の酸素が低下していないかどうか調べることはできました。しかし、これはスクリーニング(拾い上げ)にはなるものの最終的な診断はできませんでした。
ところが、ポリソムノグラフィーという器械は、胸の動きや呼吸の状態をみるほかに「いびき」の音を集めるマイクも備え、脳波、筋電図なども記録し、睡眠と呼吸の状態をトータルに評価できます。それにより、睡眠時無呼吸症候群かどうか確定診断をつけることができます。 睡眠時無呼吸症候群は肥満傾向の人に多く、「いびき」はほぼ必発です。さらに、日中の著しい眠気(テレビを見ているとすぐ眠くなるなど)があり、一緒に寝ている妻(夫)から時々呼吸が止まっていると言われた場合は、睡眠時無呼吸症候群を強く疑う必要があります。 睡眠時無呼吸症候群による著しい日中の眠気は交通事故を引き起こしやすく、夜間の血圧を上昇させ、脳卒中をおこしやすいことなどが判明しており、正確な診断と治療が求められています。 外来で、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は在宅でパルスオキシメーター検査を行い、それで異常がある場合は入院してポリソムノグラフィー検査を行ってもらいます(1泊または2泊)。その結果、必要があれば生活指導と持続陽圧呼吸装置(CPAP)による外来治療を行います。現在この治療により、快適に眠れるようになった方が何人も通院されています。いびきがひどくて日中の眠気が強い方は一度外来で相談されるようお勧め致します。
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