代々木歯科では、7024、8020を達成している
患者さんを、口腔健康優秀者として表彰しています。
あなたも8020を目指してみませんか?
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
多くの歯があれば、食生活にほぼ満足することができるだけでなく、認知症の予防になったり、要介護状態になるリスクを低減したり、歯が多い方が医科に通院する医療費が軽減されるなどの報告がされています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切です。
健康なお口でいつまでも若々しく健口長寿を目指しましょう。

8020を達成している口腔健康優秀者の声

Y.Kさん
この年になると賞状をもらうことなんて滅多にないので、嬉しくて表彰状は部屋に飾っています。ありがとうございます。

T.Tさん
代々木歯科には40年通っています。職員にみなさんのお陰です。ありがとうございます。
歯が多いと生活習慣病のリスクも低下

全国の歯科患者約1万人を3年間追跡した研究より、歯の数が多い人は、生活習慣の発症リスクが低下していることが報告されています。
出典:深井穫博ら. 歯科患者の口腔保健状態と全身の健康状態との関連. 8080推進財団
歯科医療による健康増進効果に関する研究(3年間追跡調査). 日本歯科医学会雑誌. 38. 2019
歯数・義歯使用有無と転倒との関係
歯を喪失し、義歯未使用の場合、転倒のリスクが2.5倍に

65歳以上の健常者で、過去1年間に転倒経験のない人を対象として、歯と義歯の状況を質問紙調査し、その3年後、過去1年間に2回以上の転倒の有無を調査(n=1,763人)した。
年齢、要介護認定の有無等に関わらず(性、年齢、追跡期間中の要介護認定、抑うつ、主観的健康感、教育歴を調査済み)歯が19歯以下で義歯を使用していない人は、20本以上歯を有する人と比較して、転倒のリスクが高くなることが示された。
yamamoto et al., BMJ Open.2:e001262,2012
歯数・義歯使用と認知症発症との関係
歯を失い、義歯を使用していない場合、認知症発症リスクが最大1.9倍

65歳以上の健常者を対象として、歯と義歯の状況を質問紙調査し、その後4年間、認知症の認定状況を追跡(n=4,425名)した。
年齢、疾患の有無や生活習慣等に関わらず(年齢、所得、BMI、治療中疾患、飲酒、運動、物忘れの自覚の有無を調査済み)歯が殆ど無く義歯を使用していない人は、20本以上歯を有する人と比較して、認知症発生のリスクが高くなることが示された。
yamamoto et al., Psychosomatic Medicine,2012
歯数・咀嚼能力と要介護認定との関係
歯が19本以下では20本以上と比較し要介護になりやすい
65歳以上の健常者を対象として、歯と義歯の状況を質問紙調査し、その後4年間、要介護認定の状況を追跡(n=4,425人)した。
歯数・咀嚼能力と要介護認定との関係
ハザード比 | 95%信頼区間 | ||
---|---|---|---|
歯数 | 20歯以上 | 1.00 | |
19歯以下 | 1.21 | 1.06-1.40 | |
咀嚼能力 | なんでも噛める | 1.00 | |
ほとんど噛める | 1.17 | 0.88-1.56 | |
あまり噛めない | 1.47 | 0.89-2.44 |
調整:性、年齢、BMI、主観的健康感、治療中疾患の有無、喫煙、飲酒、運動、所得
Aida et al., Journal of American Geriatric Society,60(2):338-348,2012